料理上手になりたい。
そう思っていても具体的に何をすればいいのか迷っていませんか。
料理の本を読んで自分で作っても、なかなかうまく作れない人も存在し、悩みになっていることもあります。
上手に料理を作れるようになりたいのに、自分の課題を把握することが難しいことです。
料理のコツを聞いてもなぜそんなことを理解しなければやる意味がわからなくなってしまいます。
だからこそ、自分の課題を探しながら、何が問題になっているかを確認していくことが大切で、料理上達の基本になっているのです。
料理の基礎ができているかを確認してみる
料理が上手になりたいと思っている人で意外にできている人が少ないのが、料理の基礎です。
たとえば、包丁の握り方や素材の火の通し方、味付けの順番にも意味があります。
なんとなく経験で料理を作ってしまうと、味がしまらない原因になることや、見た目がキレイにならない理由になってしまうことがあるのです。
たとえば、野菜をいためる時に先に味付けをしてしまうと、野菜から水分が出てしまい、シャキッとした食感が出にくくなってしまいます。
見た目も悪くなりがちなため、少しもったいないですよね。
料理は味と見た目が重要です。
包丁の持ち方一つでも、力がかかる場所や素材をカットするまでにかかる時間がかわります。
カットの仕方がかわれば、火が通るまでの時間も食感もかわります。
ある程度料理ができていたり、家事としてこなしていたりすると、基礎を振り返ることが少なくなります。
教えてくれる人が少ないだけでなく、誤まった情報自体も多いため、基礎を学び、何故そんなことをするのかを調べてみるのはおすすめです。
基礎を見直す過程で栄養の知識が身についたり、美味しく料理を作るコツがわかったりすることも多いのです。
チャレンジしないと料理は上手にならない
料理上手になりたいのであれば、チャレンジを続けることも大切になります。
注意したいのはチャレンジの方法です。
自分なりの味付けにチャレンジすることで失敗してしまう人もいるからです。
料理のアレンジを成功させるためにはある程度の経験が必要になるため、まずは基本となる料理をしっかり作れるようになることが重要になります。
料理は一回作って成功というわけではなく、どの程度の時間がかかったのか、味や見た目のバランスはどうかといった総合力が大切になります。
同じ料理を作り続けていれば慣れてくるため、料理にかかる時間を短縮したり、味付けを薄めにしたり、濃い目にしたりすることも簡単になっていきます。
火を通す時間や盛り付けも数をこなすほど上達する傾向があるのもポイントです。
レシピ通りに料理を作れない人は珍しくなく、何度かチャレンジしてようやく成功するような料理もあります。
数をこなして基礎が身につけば、素材の組み合わせや火の通し方、味付けの仕方でどう料理が変化するのか予測しやすくなります。
まずは同じ料理を何度か作ってみて、どこに問題があるか考えながら次に生かすようにするのも方法です。
調理器具や時間から見直してみるのも方法
調理器具や時間から料理の仕方を見直してみるのも方法です。
料理をしている時に、ついつい軽量をするのが面倒になって、目分量で作っていませんか。
[chat face=”r2.png” name=”” align=”left” border=”none” bg=”red”]煮込んだり焼いた入りする時間を自分の感覚に任せてしまって、煮崩したり、焦がしたり・・・[/chat]そんな経験はありませんか。
料理は分量と時間のコントロールが重要で、フィーリングに頼る人ほど失敗しやすくなります。
大切なのは美味しく料理を作るためのフィーリングは、基礎の習得や料理をこなした回数があってはじめて生まれることです。
フィーリングの根拠がないのに感覚や感に頼ってしまうと、失敗が連続する原因になるのです。
調理器具をそろえるのが難しい場合は、手持ちの調理器具で作れるものからチャレンジするのが基本になります。
軽量カップや軽量スプーンを使い、目分量を避けます。
少々などの感覚に頼る部分はまずは少なめの意識で味付けをします。
実際に料理が完成して、味付けが薄いと思えば少し足せばいい部分だからです。
素材に火を通す時間はタイマーを使ってチェックし、火加減も調整します。
実際に作ろうとすると時間がかかり、面倒だと思う人もいるはずです。
しかし、レシピ通りにできあがった料理は、レシピの基本となる味になります。
基本の味がわかってから、次に味を濃くすればいいのか、スパイスを足すといった、自分の好みや家庭の味にあわせたアレンジができていくのです。
慣れによって時間の短縮が可能になったり、目分量や火の通し加減のコツがわかっていくこともあります。
基本から外れればそれがダイレクトにわかるのもポイントです。
失敗した部分はレシピ通りになるように戻す、成功した部分は覚えて次に生かすなど、積み重ねていくと同じ料理でも違いがわかりやすくなっていくのです。
味付けの傾向などから、美味しい料理の共通点がわかっていく場合もあります。
人によって向いている料理と向いていない料理がある?
料理上手になる上で意外と重要になるのが、性格によっても向いている料理と向いていない料理があるということです。
たとえば、せっかちな人がじっくり煮込む料理などを作ったりすると、時間が短めに仕上がる傾向があります。
ジャガイモに火が通っていなかったり、魚や肉に生の部分が残ったりしやすいのです。
のんびりした性格の人は、さっと仕上げる料理が苦手です。
火を通しすぎて、野菜がしんなりしてしまったり、野菜が煮崩れする原因になります。
タイマーを使えばこれらの失敗を減らすことができますが、ストレスがたまりすぎると料理を作るモチベーション自体がなくなる原因となります。
人によって生活スタイルはかわり、料理にかけられる時間もかわります。
まずは自分の性格や生活スタイルに合った料理を探すのも方法で、スピーディーにできる時短料理や、下味をつけて放置する料理などを覚えると幅が広がります。
美味しく作れる料理ができると、自信ができて料理が上達しているという実感がわきます。
成功体験を積み重ねてから、より難しい料理にチャレンジしたり、別のジャンルにチャレンジするのは方法なのです。
見た目にこだわる料理は手際が重要になることが多いなど、料理の共通点もわかりやすくなります。
苦手を無理に克服するのではなく、自分の長所を伸ばして得意料理を作ってしまうのも方法なのです。
料理教室に通ってみるという選択もオススメです。
課題を見つけて工夫することが料理上手になるポイント
料理上手になるためには、自分の課題を見つけ、それを克服していくことが重要になります。
一番問題になりやすいのが料理の基礎で、基礎を学びなおすことで一気に問題が解決するケースもあります。
料理教室に通う人が多いのは、省略されがちな料理の基礎をしっかりと教えてくれることが多いからです。
基礎の問題ではなく、性格の向き不向きで料理の味がかわってしまう場合もあります。
この場合は自分が実力を発揮しやすい料理を探していくのも方法です。
和洋中、それぞれの調理方法に特徴があるだけでなく、同じジャンルの料理でも家庭向けかコースなどのプロ向けのものかでも手間隙のかけ方がかわります。
まず得意料理を見つけた方が料理上手に近づけるケースもあるのです。