通信教育で料理を学ぶってどうなの?オンラインで料理を学べる通信講座メリットやデメリット

料理を学ぶ場合、通信教育という選択肢もあります。ただ、料理教室に通うのが一般的な中で、通信教育を選ぶとどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

そこでここでは、通信教育で料理を学ぶメリット・デメリットや、おすすめの通信教育などを紹介します。

料理を通信教育で学ぶメリット

①教室に行かなくても料理が学べる
②自分のペースで勉強できる

①教室に行かなくても料理が学べる

通信教育なら家で学習ができるので、住んでいる場所に関係なく料理が学べるのが最大のメリット。

家を空ける必要もないので、子育て中などで家をなかなか空けることができない人でも安心です。

②自分のペースで勉強できる

通信教育なら周りのペースを気にせずに、自分のペースで料理を学べるため、苦手な分野はじっくり、得意分野は飛ばし気味で学習するということも可能です。

料理の通信講座のデメリット

①実際に先生が作っている様子を見ることができない
②自己管理が必要

①先生が作っている様子を見ることができない

やはり実際に先生が作っている様子を見ながら進めた方が習得しやすいという人が多いです。特に飾り切りなど難しいジャンルに挑戦する場合、先生からコツを教えてもらえますが、通信教育の場合はほぼ独学で進めるようなものなので、難しい工程も自分でコツを見つけなければいけません。

そのため、あまり器用でない人だと挫折してしまう可能性があります。

②自己管理が必要

通信教育だと、一般的に毎月や契約時に一括などといった方法で教材が届きますが、飽きっぽい人だと契約した時点で満足して教材に一切触れずに終わってしまうという人もいます。

過去の自分を振り返ってみて通信教育の教材を溜めすぎて結局退会してしまったという経験がある人は二の舞になってしまう可能性があるので要注意です。

料理教室に通うのと、通信教育はどっちがいいの?比較してみた

料理教室に通うことと、通信教育で料理を学ぶことの違いを比べてみました。

①実際に見て学んだ方が吸収しやすい
②複数人で学ぶか一人で学ぶか
③学ぶハードル

①見て学んだ方が吸収しやすい

やはり実際に先生の動きを見て学んだ方が吸収は早いです。料理は効率が求められるものですが、自己流だけで効率良い料理方法はなかなか身につかないでしょう。

そこで実際に先生の動きを見れば、料理をするにあたって無駄のない動きを真似しやすいでしょう。

料理が苦手な人ほど実際に教室に通うことをおすすめします。ただし、前から飲食店で働いた経験があるなどしてある程度自分の料理スタイルを確立しており、料理の理論的な部分を学びたいなどと言った場合は通信教育でも問題ありません。

②複数人で学ぶか一人で学ぶか

一般的に料理教室はグループ制です。家庭科の実習のように、みんなで楽しくお話をしながら協力し合って料理をする方が楽しいという人もいるでしょう。仲が良い友達ができれば、教室に通うこと自体も楽しくなります。

それに対して通信教育だと一人で料理を学ぶこととなります。人によっては一人の方が楽という人もいるでしょう。その場合は通信教育の方がストレスなく料理を学べます。

③通信教育なら自分のレベルに合わせれる

通信教育なら周りの目などといったストレスも費用面の負担も軽いので、それに伴って料理を学ぶ際のハードルも低くなると言えます。

料理教室も予備校などと同じで教室に通う方が費用がかかりますし、それに料理が苦手で他の人の目が気になるなどといったハードルもあるでしょう。

通信教育の料理教室ならどこがいい?おすすめオンライン料理教室

①服部幸應の食育インストラクター養成講座

» 食育指導の決定版!服部幸應の食育インストラクター養成講座

料理評論家などとしても活躍する服部幸應氏が監修する講座であり、期間は半年間です。この講座を修了すると、NPO日本食育インストラクター協会が運営する、食育インストラクターの資格を取得することができます。

食材の選び方や食事のマナーなど、毎日の食卓を美味しく安全なものにするための知識が学べます。

【体験した人の声】
・有名な人が監修する講座なので、内容の面で安心して利用できました。
・食育関連資格を取得できたので、子供の食育に学んだことを活かそうと思います。

やはり昔から知名度のある服部幸應氏監修と言う部分に安心感を持っている人が多いようですね。生活習慣病は現代の社会人が抱える問題であり、子供のうちからの食育は重要視されているので、家庭の食事を見直すきっかけとしても良さそうです。

[box01 title=”こんな方におすすめ”]・子供がいるもしくは幼児教育に携わっている人
・日頃の食生活を見直したい人[/box01]

現代においては、糖尿病をはじめとする生活習慣病が問題視されており、子供のうちからバランスの良い食事を摂ることが推奨されています。しかし、共働き家庭が増えた現代では子供のうちから栄養が偏ってしまいがちという家庭も少なくありません。この講座を通して安心で美味しい食事について見直すことで子供から大人まで健康的な食生活が送れるようになるでしょう。

②ユーキャン はじめての家庭料理講座

» ユーキャン はじめての家庭料理講座

DVDを見て和食・洋食・中華など幅広いジャンルの料理が学べます。取り扱う料理の種類は400種類以上とかなり豊富なので、ジャンルに問わず料理の基本がしっかり学べるでしょう。毎月先生による添削サポートもあり、味だけでなく見た目も美味しい料理が作れるようになります。

【体験した人の声】
・料理のレパートリーが増えた。
・苦手だった料理が楽しくなった。

やはり取り扱うレシピの数の多さは通信教育の中でもトップクラスでしょう。色々なジャンルを取り扱っているので、毎日の食卓のレパートリーも増え、食育にも良いと言えます。それに、毎月先生が添削をしてくれるので、苦手部分の改善策を提案してもらえて料理が苦手な人でも安心です。

[box01 title=”こんな方におすすめ”] ・得意ジャンルと苦手ジャンルに差がある
・料理が苦手
・毎日献立に困っている[/box01]

取り扱う料理の種類がかなり多いので、レパートリーを充実させることで、毎日困ってしまう夜ご飯の献立にも困らなくなります。それに、取り扱うジャンルも様々なので、得意ジャンルはもっと得意に、苦手ジャンルは平均以上のレベルまで持って行くことができるでしょう。初心者向けの講座でハードルも低く、料理が苦手な人や初めて料理をする人でも安心して学べる内容になっています。

③辻料理専門学校/辻製菓専門学校 通信教育課程

» https://www.tsuji.ac.jp/tsushin/pc/

専門学校の通信教育課程であり、フランス料理やお菓子作りなど1つのジャンルに絞って専門的に学ぶことができます。大手の専門学校が運営する講座なのでクオリティの面でも安心でしょう。スクーリングも用意されており、時間に余裕がある時にスクーリングに通うことでより腕を上げることもできます。

【体験した人の声】
・プロの技術を通信教育で学べる点が良い。
・趣味をよりレベルアップさせることができて満足。

専門学校の運営する通信教育なので内容がかなり濃く、プロ顔負けの技術を学びたいという人からの満足度がかなり高いです。専門的な分野に踏み込んだ通信講座であり、座学内容も充実しているので、料理を趣味からランクアップさせたい人に良いでしょう。

[box01 title=”こんな方におすすめ”] ・ハイレベルな技術を身に着けたい人
・料理教室やお店をいずれ開いてみたいと思っている人[/box01]

辻料理専門学校の通信教育は他の料理の通信教育と比べて内容がハイレベルです。そのため、趣味の領域から脱したいと思っている人におすすめの講座と言えるでしょう。

それにスクーリングも用意されており、プロの講師陣の技術をしっかりと目で身に着けることもできます。そのため、プロを目指したい人でも十分満足できる内容と言えるでしょう。

料理の通信教育のまとめ

料理の通信講座だと、実際に目で見て学べないという点は不便ではありますが、その代わり、自分のペースで学べるなどといったメリットもあります。

スクーリングが用意されていたり、毎月の添削でアドバイスをくれたりする通信講座もあるので、自分に合った通信講座を選んで料理の腕を上げましょう!